小次郎が人気の理由
不満点.疑問点の多くは、保険料金が不透明であることに集中しました。
不満点.疑問点を参加者で共有できた上で、ネット上の料金比較システムで参加者の保険料がどの位安くなるのかを実際に体験してドゥ・八ウスがネットワークする主婦(DOさん)の自宅で行われる理解促進型プロモーション。
ディスカッションと体験を通して商品のソフトが理解・伝達され、参加者からくちコミを派生させることができる。
フィットをDOさんの使用体験を踏まえて伝達ドゥ.ハウスでは、「くちコミ波及係数」という概念を用いて、くちコミは3か月間で18.9倍という係数であることを突き止めています。
今回の事例に当てはめてみると、210人×18.9倍1368人に波及したと試算することができます。
体験をリマインドさせるプロモーションを並行して行っていけば、この係数はさらにアップすると予想されます。
投資信託、生命保険、自動車保険などの金融.保険商品や、インターネットプロバイダー、携帯電話などの通信.情報系サービスなどは、販売に説明を要する説明型商品です。
商品比較が難しいだけでなく、生活者の商品理解も浅いことが多く、くちコミに乗りづらい商品.サービスです。
くちコミに乗りづらい商品を扱うW自動車保険の事例は、「台所フォーラム」でのディスカッションや感動的な体験を通して乗り換えを促進し、くちコミを波及させた成功例といえるでしょう。
の保険料が下がることを体験して、歓声を上げる参加者もいたそうです。
この「台所フォーラム」は、計20回開催され、参加した主婦は120人に達し、1か月後には参加者の5%(6名)がW保険に乗り換えました。
自動車保険の更新時期は年1回契約者ごとにまちまちで、「台所フォーラム」の結果がすぐには反映されません。
その後も同一エリアで「台所フォーラム」のリマインド効果を狙ったチラシが定期的に折り込まれたことから、フォーラムへの参加者に限ると、単純に年間で6名×12か月72名(全参加者の60%)がW保険に乗り換えたと試算することができます。
また、「台所フォーラム」に参加した主婦からのくちコミ波及効果もあるため、参加者以外からW保険に乗り換えた人たちもいると予想されます。
「保険料が2万円も安くなった!」という参加者自身の感動的体験によって、第三者にくちコミで伝わっていきます。
ディスカッションによって自動車保険への理解も深まいるので、主婦同士のお喋りで容易に伝達される「Hトペッパー」は全国38エリア、発行部数430万部の全国規模で発行きれている地域密着型フリーペーパーです。
メインターゲットは、可処分所得が多く流行に敏感なF1層(20〜34歳の女性)で、他の世代や男性に影響力を持つ世代です。
同誌には、その地域の飲食店、美容室、エステサロン、スクールなどの割引やプレゼントなどのクーポンが掲載され、読むだけでなくグルメやヘルス&ビューティケアなどに強い関心を持つ女性の消費活動を促進するアクションメディアともいえます。
配布はコンビニ、書店、薬局、飲食店等の店頭に設置された専用ラック、オフィスへの直接配送、またオフィス街や繁華街での街頭配布などによって行われています。
「Hトペッパー」がOLをターゲットにした地域密着クーポンマガジンで、多様な配布形態がとられていることから、地域企業のみならず全国展開する企業.店舗のエリアマーケティングや販売促進の支援が可能になっています。
そのひとつの事例が「リクエストサンプリング」と呼ばれる手法です。
職場のターゲットに効果的なサンプリングでトライアルの機会を提供し、話題性とくちコミを創出したい企業と、情報収集に積極的で新商品やおトクな情報ならすぐに試したい職場のOLやサラリーマンの欲求をマッチングさせたものです。
まず、リクエストサンプリングを実施する企業は、「Hトペッパー」誌面へ広告出稿します。
そこでは、対象商品の告知とともに抽選方式によるオフィス単位でのサンプリングの実施が告知されます。
昼休みや休憩時間にオフィスの読者の間で話題にして応募(リクエスト)し、当選すれば実施企業から対象商品が送らINlWINの企画も効果的でしょう。
「Hトペッパー」は、クーポン、配布場所(オフィス、小売店など)、配布エリアなど、さまざまな切り口から縦横無尽なプロモーションが可能なエリア販促誌として機能しています。
くちコミ波及度が高いOLをメインターゲットに、商品認知を高めオフィス内で商品試用.体験を行うオフィスサンプリングだけでなく、販促手法の組み合わせによって典型的な活用法であるクーポンを核にした店頭集客においても、くちコミを派生させる可能性があります。
2003年春、同社では「Hトペッパー.パーティ」イベントを大々的に開催しました。
F1層に向けたコミュニケーションの強化を意図したものです。
このようなイベントに参加する読者は、積極性を備えた人が多いものです。
いわば、「くちコミ」予備軍といえる人たちです。
こうした人たちにイベント上でくちコミしてもらいたい情報を流せば、有効に機能する期待もあるでしょう。
ものです。
これまでに、食品、機能性食品、発泡酒、健康ドリンク、生理用ナプキンなどで実施され、早期の試用と体験によってオフィスを起点にしたくちコミが派生し、他世代などに波及していく事例も報告されています。
また、リクエストサンプリングは、最も効果的な地域を複数選択して実施されるため、オフィス周辺で使えるクーポン券やサンプル引換え券を添付したプロモーションも同時に展開が可能です。
オフィスで派生したくちコミを、具体的なアクションとしてオフィス周辺の小売店に拡げられるわけです。
魅力的な商品サンプルであれば小売店に行列ができることもあり、メーカーにとっては消費者向けの販促を行いエリア小売店への集客、新規顧客の開拓と売場の活性化という流通向けの販促にも貢献していることになります。
さらに、アクションを起こすためには個別流通とのタイアップキャンペーンの同時展開も可能です。
「Hトペッパー」誌上にキャンペーン内容と実施店舗を告知しメーカーは商品フェースや売上げの拡大、流通にとっては来店促進と売場の活性化を図る中間流通を通さず製造業からダイレクトに消費者に商品を届けるビジネスは、通信販売や訪問販売が代表的な業態です。
ともに中抜き型のビジネスで、店舗以外の場所で商品やサービスを消費者に提供するものですが、訪問販売は対面(フェイストゥフェイス)性を有する点で異なっています。
日本の訪問販売市場は、2001年に3兆円弱の売上と推定されます。
マルチレベル.マーケティング主な企業の販売額を基に算出したNMIネットワークマーケティング研究所の推計では、1兆円強とみられます。
訪問販売市場全体の4割前後を占める規模です。
訪問販売の主力商品は化粧品や健康食品で、健康食品市場ではとりわけ外資系MLM企業が、店舗流通に先駆けて市場創造の牽引役を果たしてきました。
MLMの急激な成長を支えた内的要因として、MLMが持っているビジネスモデルが大きく影響していると考えられます。
すなわち、MLMビジネスは、セルシューマー(販売者消費者)という特徴を持ち、中間流通にあたる役割を、「ディストリビューター」と呼ばれる販売員が担っていることです。
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